「ITエンジニア向けに営業・マーケティングの記事を書いてませんか?きっと読者いると思いますよ。」というのが、出稿のきっかけです。
私の略歴を簡単にご紹介すると、
- 社会人になり商社で勤務、国内→米国→欧州を転々とし
- 建設設備業に転職
- その後起業をめざしたが失敗し、いくらかの借金を負い
- インターネット広告業
- ICタグメーカーを経たのち
- ソフトウェア開発会社に勤務。
マーケティング部門向けのSaaS事業の立上げに、営業マーケティング側の責任者として参画。
現在は30人位のメンバーが新規に営業や開発をしなくても、月額収入だけで給料は確保されているビジネスにたずさわっています。
その中で、社内だけでなく社外のIT業界のエンジニアや営業マーケ部門の人たちと仕事する中で、日本のITエンジニアの抱える閉塞感や、いわゆる新3Kの問題(きつい、厳しい、帰れない)も目の当たりにしてきました。

海外の起業家はほぼエンジニア出身
米国などに目を向けると、Google、Amazon、Facebook、Appleやテスラなどの起業家はほぼエンジニア出身です。
海外のIT製品やサービスに触れる機会も多いのですが、日本のIT製品やサービスは完全に周回遅れの様相を呈してきています。
ふり返ってみると、日本の高度成長期を支えた起業家達はトヨタ、ホンダ、SONYはじめエンジニア出身で、技術大国、メイドインジャパン等の言葉が示すように、もともと日本のエンジニアというのは、おそらく世界的にも高い水準にはいる能力の持ち主だと思っています。
現在の日本のIT企業やサービスはどうでしょう。その匂いを感じさせてくれる起業家はほとんどいません。
IT 業界の見えざる階層構造
そうなった原因の一つに、ビジネスサイドが上で、ITエンジニアはいわれたものを 3K の環境で文句もいわずに開発するというような見えざる階層構造ができあがてしまってきていると感じる時があります。
つまり、エンジニアがビジネスそのものに参画していないのです。

私は、少なくとも、ITエンジニアが10人いると1人か2人は特殊な能力をもっているなと感じる人がいます。
IT エンジニアが立ち上がるために
これから、このブログを通じて、そのようなITエンジニアの方たちに、
- 営業やマーケの知見を通じて、
- 企業に雇われずに
- その特殊な才能を「閉塞感」や「将来への漠然とした不安」を抱えることなく
- 「時間を忘れて」仕事に没頭でき
- 社会に有益な価値を提供しながら
- 適正な所得を得てもらうためには、どうしたらいいのか?
そのようなテーマ感を持ちながら、次回から、より具体的なはなしを、会社員shiraさんや、皆さんのフィードバックもいただきながら、一緒に考えていけたらと考えています。
それでは、次回をお楽しみに。
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